Muscat Bailey AマスカットベリーA
マスカット・ベーリーA（Muscat Bailey A）は日本を代表する黒ぶどう品種です。ワインの色味は少し明るい色になります。 実際マスカットベリーAは山梨県全体として一番推している品種の一つです。中央道の東側の標高300メールくらいの土地で作っているのですが、この土地が非常に肥沃で、この土地で作ったマスカットベリーAは本当に評判がいいです。ここまでの品質にはちょっと自信があります。
生産者へのインタビューマスカットベリーAの生産農家 高橋さん
マスカットベリーAを栽培しています高橋です。よろしくお願いします。まず私のところでは標高300メールくらい「山ノ田」という土地で作っているのですが、中央道の東側ですが、この土地が非常に肥沃で、この土地で作ったマスカットベリーAは本当に評判がいいです。ここまでの品質にはちょっと自信がありますね。
越冬病害虫の予防にぶどうの木の古い皮をむきますが、面白いことに結構長くつながってむけるのです。マスカットベリーAは密集して粒が付くのでその前に作業をしなければなりません。
高橋さんのご自宅の敷地には、200年ほど前から代々使っているという、農機具をしまうための蔵がある
私の畑の葡萄の木は樹齢が30年くらいですが、ちゃんと色が付くのです。マスカットベリーAのワインは色が命ですから、私たちも濃い色を目標にして毎年栽培をしています。
マスカットベリーAは巨峰などと違って摘粒作業が無いのですが、房づくりと笠掛け作業がありますから、色々と作業の手間はどうしてもかかります。
マスカットベリーAの特徴としては、鮮度を保つためにブルームという白い粉のような自然物質をたくさん出して、自ら粒を覆ってくれます。このおかげで美味しくて新鮮なぶどうが届けられるのですよね。
マスカットベリーAは比較的糖度が高いぶどうですから発酵に適していますよね。原料のほうは私が責任をもって品質の高いぶどうを生産しますから、後はニュー山梨ワインさんの醸造責任者の網野さんにバトンタッチです。（笑）
失敗したエピソードも過去にはありますよ。いつか老木のベリーAでとことん成らせてしまったことがあったのですが、その翌年、枯れてしまったのです。それ以来、ハサミを入れることを怠ったことはありませんね。。
